20160207

パパが息を引き取りそうなとき、看護師さんが先生を呼びにいき、先生は静かに死亡時刻を言った エンジェルケアをしている間、パパの弟に電話して、何人かに連絡いれて 葬儀屋さんには頼まず、自走で帰る支度をした パパを後部座席に眠らせると、いつものパパが ただ寝ているだけのように思えて わぁ、騙された？ っ... 続きをみる

3月28日

今日で最後の保育園 なんだかちびさんは照れちゃって 最後の挨拶きちんとできませんでした ちびさんと反比例で私は営業所出勤一日目 ぱぱの葬儀も休みがとれなかったので 研修の間にいろいろな手続きしたりとかで きちんと研修が受けられなかったから 現場にでた初日は 書類整理に追われた一日でした お昼に春休... 続きをみる

20160207

呼吸器をつけていて 痰、よだれが溢れてきてそれを 看護師さんが吸引器でとると 上半身が起き上がるくらい苦しそうなパパ それをみていると、三男も心臓の手術で 一ヶ月麻酔をかけて眠らされてた時 同じ反応だったなと思った 意識がないのに、体は反応する でも、少しずつ弱まっていく心臓の鼓動と 下がらない熱... 続きをみる

3月25日

昨日は末っ子の卒園式でした 席についてすぐ文集読んでしまい 「ぱぱままがんばるね」 その言葉読んで、涙腺ひらっきぱなしで 終始号泣してしまいました 明日はぱぱの49日 納骨は先週してしまいました ままはまだまだ、不安だらけで 何をしてあげられるかわかんないけど ぱぱはきっとちびさんのこと お空から... 続きをみる

3月24日

今日は研修最終日だった やっと長かった三ヶ月の研修がおわった パパが亡くなって、人としゃべるのが いやになって残り二ヶ月の研修は 極力人と関わるのをやめてしまった 営業の仕事なのに、これじゃダメだなって 思うけど、オンオフのオフに 入りっぱなし 明日の卒園式が終わったら そろそろスイッチ切り替えて... 続きをみる

3月23日

今日は仕事でばたばたで、会社に友達を連れて来るというイベントに、仲良しの一回り下の親友がきてくれた 研修室が大嫌いで、彼女つれていったら少し気が楽になって、夕方のアポイントも上司がうまく契約につないでくれて、すんなり契約をもらえた なんか、嬉しいはずなんだけど、今日も気分は落ち気味 出会った頃、ぱ... 続きをみる

20160207

個室に移動して、一時間くらいたつと ままさんが、長男を連れて来てくれた 私は延命しないってきめたことを話すと、 これからの現状考えて 子育てと介護はできないんだから 後はパパの生命力次第だよね っていってくれた もともと16こ離れた歳の差婚夫婦 介護になることも、今ではなく もっと先の事だと思って... 続きをみる

3月22日

当日のことを思い出していたら 辛くなってしまったので、一息 今日は試験の日を間違えて、チビの入学式を 間違えて、お客様のアポを一週間間違えました なんか空回りです こんな日もあるさーでやっていかないと きっと誰も突っ込んでくれないから のんびりし過ぎない様にやっていきます パパとの出会いは 19歳... 続きをみる

20160207

処置室のドアが開くと、パパがベッドに乗せられて、CT室に連れて行かれた また処置室に戻りすぐ、先生に呼ばれると 脳幹で出血しています 蘇生はしましたが おそらく心臓が動くかぎりです 早ければ今日数時間か二、三日だと思います 蘇生は行いますか？ パパを見ると眠っているように 人工呼吸器に繋がれていた... 続きをみる

20160207

救急車で移動、病院に着く寸前大きく仰け反ってぱぱの心臓は止まった 処置室に運ばれていった 私はどうしていいかわからず泣くだけだった 身内もいない パパの兄弟は北海道 だれに、どうこの状況を相談していいのか わからなかった リダイヤルの一番上にいた ままさんに電話 うちの家庭環境を知っている人で い... 続きをみる

20160207

救急車って、時間ばっかりかかって すぐ病院には行ってくれないと思ってた 母がなくなった時も、私が連絡もらって 駆けつけたのに、まだ到着しなかった 息子が重度の心臓病で、救急車で行くより自分で病院に行く選択のほうが早いことを知っていた だから、救急車を呼ぶという選択肢がなくて 慌てて、その場にいた柔... 続きをみる

20160207

パパと二人喫煙所で 子どもたち勝てるかな？ 賞状もらえるかな？ それがパパとの最後の会話だった なんで、あの時 私一緒に戻らなかったんだろう 一緒に歩いて戻っていたら 少しでも早く対処できていたのでは ないかと毎回考えてしまう 頭を抑えながら、ぱぱは戻って来て さっき、ここが痛くて歩けなくなったん... 続きをみる

20160207

あの日 あんな急にお別れが来ると思ってなかった パパが唯一楽しみって思ってた 子どもたちの柔道の大会 朝から張り切って起きてたパパ 私達をギリギリまで寝せてくれて 朝だーおきろー 起こしてくれたね いつもどおりの大会の朝だったね 朝から自分の大好きな洋服の毛玉取りして 前の日の調子の悪さも忘れたよ... 続きをみる

3月21日

久々に、抜けられないループの中にいるみたい　 あなたのいない空間に慣れてきたような 気でいたけれど やっぱりダメなんだなって思う パパは私をお迎えに来た時には きっと笑顔で 俺以外はだめだろ？やっぱり俺がいいだろ？ って言うんだろうね そう思えたら、笑えたけど やっぱり、寂しい