呼吸器をつけていて
痰、よだれが溢れてきてそれを
看護師さんが吸引器でとると
上半身が起き上がるくらい苦しそうなパパ
それをみていると、三男も心臓の手術で
一ヶ月麻酔をかけて眠らされてた時
同じ反応だったなと思った
意識がないのに、体は反応する
でも、少しずつ弱まっていく心臓の鼓動と
下がらない熱、下がっていく血圧
それは正常値にもどってきたからではなく
パパの心臓もぱぱからだんだん途切れてるのだと、午後になって気付いた
一時過ぎに、次男四男が送ってもらって
病院に到着
先生と子どもたちを頼んだお母さんが
来てくれて
ぱぱは大丈夫って思ってなきゃだめだよ、まま
私は、
もう、保たないと思うんです
だから、最後までそばについてます
そんな話をして三時間後
ぱぱの心臓はゆっくりゆっくり
とまっていった
ただ、ぱぱのそばで見ているしかできなかった
、